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何を思ったのかボーイスカウトのHPに間借りしてブログを始めてしまった自分。いろいろと考えるに、やっぱり政治のことやそれに対する私的な意見などは出来るだけ書かないようにしようと思ってしまう。でも書きたいものはやっぱり書きたい。なので自分の意見や感じたことをサラッと自分の言葉で書いているココ
やココ
とか見てると実にクヤシイ...なので本日は特別にチョコッとだけ。実のところ私は拉致被害者の家族のひとり。兄一家は会社の命令で米国に移ってからもう10年近く経ちました。あの時もし兄が会社から出た転勤命令に従わなかった場合にどんなペナルティーが待っていたのかは知らないけれど、とにかく兄は家族とともに米国に連れていかれてしまった。そして私は拉致被害者の友人のひとり。毎週のように遊んでいた友人を数年前に、やはりこちらも会社の都合で四国に連れていかれてしまったことのある経験者。言葉で遊んでいる場合じゃないし問題の深刻さやご家族の心中を考えると今回の拉致問題と同じようなものと言う気は決してないけど大切な人が近くからいなくなってしまうという点だけに関しては胸を張って「自分だって辛かったのです」と言えるのです。さて、それではこの両者の何が一体違うのかというと「まあ最後には本人達が決めたことだから(結構イヤそうだったけど)」と思えるか、「イザとなったら会いにいっちゃうもんね。それにイヤになったら会社なんて辞めちゃっていつでも帰って来ればいいじゃん」が可能な環境に連れていかれたか、という点なんじゃないかなと思うワケです。(この場合、幸せな国である日本から不幸せそうなあちらの国に連れていかれたから、なんてワケのわからないことを言ってはいけません。本当にあちらの国より日本は幸せな国?そう考えられるのは素敵なことだけど同時に日本人のおごりだとも思うぞ)でね「本人の意思に関係なく拉致されちまった!」点に関しては昔のこと!罪を憎んで国を憎まず!文章が長くなりそうでそろそろ心配!という理由で置いといてその後の部分にいきなり行ってしまうんだけど、返すの返さないのなんてやってる前にもっと手っ取り早くいつでも好きな時に行けるし来れる国の関係を作っちゃったら問題はかなり改善されるんじゃないかな、と思うんだよね。なんでみんなその点に関してはあまり声が大きくならないんだろ。そうなると不都合な国に遠慮してるのかな。これだからボーイスカウトは理想主義者で平和主義者、とか言われそうだけど、でもそういわれてみればそんな気がしてくるでしょ?絶対に日本の方が幸せに暮らせるなんて言いきれないと思う。むしろ家族が一緒に暮らせるならどこだっていいじゃん。なんて言ったって家族が一緒で両親や兄弟、友達が簡単に遊びにいける所だったらそこが一番幸せな場所なんだから。まったく自分が総理をやりたいよ...って、ちょっと大きく出すぎちゃってゴメン、ゴメン!アイアム・ソーリー!え〜、こちらもお後がよろしいようで。
Posted:
Mon - May 24, 2004
at
08:59 PM