About She & Sea
前エントリーでいつも楽しく拝見させていただいてる*hanachuchu の主幹、akiちゃんからコメントをいただきました(ありがとうございます!)。
そのakiちゃん、大好きだった我が家のばあちゃんと同じ名前のワンちゃんを飼っておいでで、まるで他人のような気がしない方なのですがそれはそれで置いといて、今回は書き込みいただいたナオミ姉さんのその後を少しお知らせしようと思います。
といってもご家族はもとより友達にもな〜んにも云ってこない人なので自分も決して詳しいわけではないのですが、たまに思い出したように届く船上からのEメールの内容から推測いたしますと、
便りその1
「マラッカ海峡にいる。サウジに向かう」
いや、いつもいつも明解な文章をありがとうございます。どうも今航海は中東、北アフリカを経由してヨーロッパに向かっているようです。それにしても商船でサウジアラビアに行く日本女性ってなかなかいないのではないか、と思いますがそうでもないのでしょうか?
便りその2
「現在11度51分N、60度36分Wだ」
このメールはいったいなんでしょうか? たぶんそこにいるよ、という意味だと思うのですが陸に住む平凡な私には緯度経度で言われましてもまるでピンときません。
ただひょっとしたら名も無き海で現在地を知らせるにはそう書くしか方法がないのかもしれませんよね。調べてみましたがイエメンとオマーンの国境から南に500kmくらい下がったインド洋上でした。一応前には進んでいるようです。安心しました。
便りその3
「スエズ運河」
スエズ運河 ...はい、文章はそれだけでございました。ただ今回は珍しく写真付き。なにやら墨田川の浮かれた観光客みたいな写真ですが、これでもれっきとした航海士でございます。街が近くに見えるのでスエズ運河でも北の出口近くのナイル・デルタ(上図の緑の三角地帯)付近かなと思います。
便りその4
「現在リボルノ、明後日バルセロナ」
このEメールも観光旅行ならさぞかし素敵だろうと思うのですがそうは問屋が卸しません。話では滞在が港だけで船から下りることができなかったそうなので観光なんて夢のまた夢でございます。バルセロナにいるのにガウディの建物が観られないなんて... まったく不憫で泣けてきます。
といった感じでその後は再び音信不通になっておりますが取りあえずは元気でやってる様子ですよね。予定ではそろそろイギリスのブリストルに着くころかなと思います。なんでもこの航海では激寒のフィンランドまで氷の海と闘いながら行くそうなので東京に戻ってからの話しが今から楽しみでございますよね〜。
Posted:
Wed - March 7, 2007
at
12:27 PM